インボイス制度とは

 

§  インボイス制度というのは売主、サービス提供者が販売又はサービス提供後に代金を請求する際に、法令に基づいて適切・適格に登録された形式での請求書(これを”インボイス”と呼びます)を提出しなければならないという制度です。 

§  この事前に登録された適格な企業による適格な請求書がなければ、買主・サービス受領者(つまりお客様)は、その支払った消費税が支払ったものとみなされず、二重に払わなければならないことになります。 

§  当然買主、お客様は消費税を二重払いはしたくないので、誰から買うのか、だれに仕事を任せるかの一つの判断基準として、その会社が事前登録されていて、適格な請求書“インボイス”を提出できる会社なのかどうかということを常に確認するようになります。 

§  詳細は以下国税庁のホームページにも記載があります。 

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice_about.htm 

建設業におけるインボイス制度

 

§  インボイス制度は専任の経理部員・管理部員がいる大企業や、一般消費者向け事業(B2C事業)をしている会社には大きな問題にはなりません。 

§  しかし、中小企業(特に零細企業)が大企業向けにモノやサービスを提供している場合には問題になります。なぜなら、零細企業は専任の経理部員がおらず、社長が少しどんぶり勘定で請求書や領収書等を処理し、適切な書類管理体制ができておらず、このままではインボイス制度における”適格請求書”を作成・提出することができないためです。 

§  これまでであれば、仮に中小零細企業に経理部員がおらず、経理体制がずさんであったたとしても、それはあくまでもその零細企業だけの問題でありました。しかし、このインボイス制度においては、零細企業の経理がずさんであることが、発注者・お客様側に「消費税の二重払い」という損失を発生させることになってしまいます。 

§  建設業界においては、ゼネコンも、サブコンも、その下請け会社も、下請け・孫請け構造になっており、実際には中小零細の親方会社に依拠しているのが実情です。これまで便りにしていた一人親方会社が適格請求書“インボイス”を提出できなければ、ゼネコン側も一人親方に依拠できなくなります。そうするとただでさえ人手不足で建設人材がいないところへ、さらに働き手、建設の受け手がいなくなることになります。 

零細企業・一人親方が経理専門人財を社内採用するのはほぼ不可能 

 

§  とはいえ、従業員十人以下、特に一人親方の会社にとって、経理部員を専任で採用するということはとても難しいことです。 

§  費用負担の問題だけではなく、そもそも従業員が数人の会社に、適切な経理知識を持つ人が正社員として就職してくれるのか?という問題すらあります。 

§  仮に経理知識があっても単に簿記3級や簿記2級ができればいいのではなく、経理実務を一から十まですべてわかっている必要があります。 

§  大企業ですらそのような人財を探すのに人財会社に100万円程度支払って採用しているこの時代に、零細企業がそのような人財を正社員で採用するのはほぼ不可能だと思われます。 

§  そんなとき、零細企業・一人親方向けサービスが助けになります。 

零細企業・一人親方向け

インボイス制度対応・経理代行サービス

 

§  零細企業・一人親方が自社内で経理部員を採用することは難しいですし、仮にうまく採用できてもその人をしっかり管理し、ずっと辞めずに続けてもらうことはもっと難しです。 

§  弊社・オカザキコンサルティングは、そのような中小企業、一人親方の会社のために、インボイス制度対応の経理代行サービスを提供しています。 

§  社内ですべての書類を管理し、法令対応、常にそれを保管し続けるのは難しいですので、弊社では皆様から必要な基本となる請求書・領収書のみを預かり、その経理システムへの入力、必要な書類の作成しなおし、保管、そして税務当局への申請等を代行します。 

§  必要に応じて、決算処理・税務申告までも代行をします(税理士との提携含む) 

§  そのような対応にすることで、一人親方はこれまで通り発注者・お客さ対応及び実際の現場業務の管理・遂行に専念することができ、また発注者・お客様も消費税の二重払いの心配をすることなく、これまで通り皆様に仕事をお願いすることができます。 

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